歯と口の健康週間
2020.06.08
6月4日~10日は「歯と口の健康週間」です。
歯とお口の健康を保つためには、ご自宅で行う毎日の「セルフケア」と、かかりつけ歯科医院で行う定期的な「プロケア」がとても大切です。
この機会に、ご自身の歯とお口の健康について改めて見つめ直してみましょう。
今年度の歯と口の健康週間のスローガンは「咲かそうよ 笑顔の花を 歯磨きで」です。
今回は、歯磨きのポイントについて簡単にご紹介します。
1.正しい歯ブラシの持ち方
歯ブラシはペンを持つように持ちましょう。
歯ブラシをグーで握って磨くと力が入り過ぎてしまい、歯や歯肉を傷める原因になってしまいます。
ペンを持つように持つことで歯にかかる力を適切にすることができます。
磨く力は一般的には150~200g程度が理想的と言われています。
分かりにくいときはキッチンスケールなどを使って、どのぐらいの力なのかを体感してみるのもおすすめです。
2.歯ブラシの動かし方
歯を磨くときに歯ブラシを大きく動かしてしまうと、汚れが十分に取れません。
歯ブラシを小刻みに横方向に動かすことで歯と歯の間や、歯と歯肉の間の歯垢(プラーク)をしっかり落とすことができます。
歯ブラシを1~2mm程度細かく動かして、振動するようなイメージで磨くとよく磨けます。
3.磨く順番
磨き残しがないように、磨く順番を決めて一筆書きになるように磨いていくことが大切です。
磨くのは歯の表側だけではなく、裏側も磨き忘れしないように気を付けましょう。