佐野市の歯医者・歯科 山口歯科クリニック

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「歯周病予防」で「認知症予防」

2021.02.01

最近テレビなどのマスメディアでも話題になっていますが、最新の研究で「歯周病菌が体内に侵入し、認知症の原因物質が脳に蓄積し、記憶障害をひき起こす仕組み」が解明されました。

認知症の7割を占めるアルツハイマー病は、「アミロイドベータ(Aβ)」などの異常なたんぱく質が長年少しずつ脳に蓄積し、発症や症状の進行につながるとされています。

近年、歯周病菌やその毒素が血管を通じて体内に侵入することで、Aβが体内で作られ、脳に蓄積することが解明されましたが、蓄積の仕組みまでは詳しく分かっていませんでした。

今回その仕組みが解明されたことで、「歯周病の治療や予防」をすることで 「認知症の発症や進行を遅らせることができる可能性 」が高まりました。

歯を守るためだけでなく、全身疾患や認知症を予防するためにも、日頃の歯磨きをしっかりと行い、定期的に歯科検診を受けることをお勧めいたします。

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